お知らせ
湯浅典幸 取締役[音響プランナー]

今までの簡単な経歴をお願いします
1992年、ショウビズスタジオに入社し、新宿コマ劇場で音響スタッフとして配属されました。そこで主要公演のオペレーションを手がけ、座長公演の芝居や歌謡ショー、ミュージカルなどを支えてきました。
2000年以降は、コンサートツアーやエンタメショーの現場オペレーションとプランニングを担当し、近年では歌舞伎やミュージカルの音響プランも手掛けています。
ショウビズスタジオ歴は何年ですか
33年になります。
音響プランナーとはどのような仕事ですか
公演の予算や規模、演出内容に合わせた最適な機材の選定と準備をする事。
チームメンバーとの仕込み計画の共有、進行管理、そしてオペレーターチームとの密な連携を通じて、現場での音響が最大限に活かされるよう努めています。
現場の環境やシステムの整備を行い、オペレーターがストレスなく操作できる作業環境を提供することが、プランナーとしての私の役割です。これにより、オペレーターは自らの感性を存分に発揮できます。
この仕事をするにあたり特に大切にしていることはありますか
伝わる音を出す事。
音を伝える事。
音は、言葉では表しきれないものも伝えることができます。
我々の仕事はただ音を出すだけではなく、感情や思いを込て聴く人の心に響かせることです。
そしてお客様と共有することで、言葉を超えたコミュニケーションを測っています。
SBSに入社するために大切なことはありますか
音響知識のほかに日本文化を大切にする心意気。
音響技術だけでなく、日本の文化や伝統への深い理解と敬意も必要です。技術を磨くことはもちろん、日本文化が大切にする「間」や「余韻」、「心」の繊細な表現ができる人になってほしいです。
どんな時に音響をやっていてよかったと思いますか
エンディング時の高揚感を感じられた時。
音響はストーリーを伝えるという重要な役割がありますが、同じく観客の心に直接響かせる力を持っています。
キャストの皆さん、スタッフ、お客様が1つになってクライマックスを迎えたときの感動を呼び起こす瞬間に立ち会えることは、音響の醍醐味であり、やりがいを感じる瞬間でもあります。
携わった主な演目
- 市川團十郎公演
- OSK日本歌劇団「春のおどり」
- 滝沢歌舞伎
- ミュージカル「ジェーン・エア」
- 「ビートルジュース」など
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